[体験談]動いている車同士の事故で10対0になった話|左折レーン無視の車が追突

生活
mohamed_hassan / Pixabay

動いている車同士の事故に100対0はありえないと聞いたことがあったので、諦めかけていた物損事故。

結果的に10対0で決着がついたお話です。

 

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左折レーン無視の車に衝突される

交差点を直進中左折専用レーンから直進してきた車左後方から接触されました。

現場の交差点です。

ピンクの矢印が私、が相手の車の進路です。

左折専用レーンの先には車線がなく直進できないため、私が走っていた車線

に入ろうとしたところ接触したようです。

 

後から分かったことですが

実際には相手は左折専用レーンを走っていたことに気づいておらず、さらに車線変更したことにも気づいていなかったそうです。

 

幸い私も子どもも、お相手にも怪我はなく、車体が少し凹む程度の軽い接触事故でした。

 

 

 

相手のドライブレコーダーに助けられる

交差点でしたし、国道で交通量が少なくなく、その場で止まるのは危険だったため、30mほど先で車を寄せました。

 

相手は私が逃げると思ったのかクラクションを何度も鳴らし、車を停めて降りてきてからも

「見えなかったんか!?」

「俺の前にかぶさってきただろうが!」

とご立腹。

 

余計なことは言わず、すぐに「警察呼びますね!」と警察に電話させてもらいました。

 

15分くらい経ってパトカーが到着。

相手方はこの時点で自分に非があるとは微塵にも思っていないので、すぐに警察官にドライブレコーダーをみせてくれました

 

我が家はドライブレコーダーをまだつけていなかったので、もしこの時相手方がドライブレコーダーを見せてくれていなかったら・・・

この後過失割合でさらに揉めたと思うので、本当に助かりました。

やはりドライブレコーダー付けておかないとダメですね。

 

 

 

警察の見解

それぞれの言い分を別々に聞き取りし、ドライブレコーダーを確認した警察官。

 

双方を呼び、今回の事故は相手方の左折専用レーン無視が原因の接触事故であること。

怪我人はおらず、物損事故で処理するが体調に変化があったら連絡すること。

ほかにもこれ以上は介入しない等々のお話があり、警察による事故処理は終わりました。

 

はっきりと相手方の過失が大きな事故であることは警察官から言われましたが、もちろん10対0など警察官が過失割合を言うわけもなく、

このとき私は動いている車同士だから9対1がいいところなんだろうな・・・。と考えておりました。

 

 

動いている四輪自動車同士の事故は過失0にならない?

私自身、今回が初めての交通事故だったのですが、

どこで聞いたのか動いてる車同士だと100:0にはならないという話を耳にしたことがありました。

 

最初に保険会社に事故の連絡した際に

「まるこ様は今回の事故の過失割合についてどのようにお考えですか?」

と聞かれ、

 

「正直、私は完全にもらい事故だと思っているのですが、こちらも動いていた

時の事故なので過失0というのは難しいのかなと思っています」

 

 

 

 

と何とも無駄な謙虚さを出し、アホな回答をしてしまいました・・・。

 

家に帰ってから血眼になって事故の事例や、10対0の事故についての弁護士先生のブログなどを読み漁りました。

これまで信じていた「動いている車同士の事故に10対0はない」という思い込みに何の根拠もないことが分かってきました。

 

過失割合0:100になる事例

被害者の過失が0と認められる事故でよくあるものでは

逆走による事故

信号無視による事故

センターラインを超えての事故

飲酒運転による事故

後方からの追突事故

などがあるようで、私は後方からの追突事故に極めて近いのではないのかと考えました。

 

 

 

板金屋さんの助言

事故後その日のうちに近所の板金屋さんに見積もりをお願いしました。

見積もりは12万強。

代車費用特約に入っていなかったのですが、代車は板金屋さんから無料で貸していただけるとのこと。

後日修理日の予約をすることになりました。

 

 

事故の経緯を話したところ・・・なんと。

板金屋さんも今年同じ様な事故にあったそう!

 

同じように左折レーンから車線変更してきた車にぶつけられたのだとか。

過失割合は揉めに揉めて、結果的に0対9で決着。

抹消された1割は自分の仕事柄代車はどうにかできるので代車代を抹消ということで、過失割合0で決着することが出来たそうです。

 

「こっちに非がないってちゃんと主張したほうがいいですよ!」

「保険会社は落としどころを探ってくるけどその事故は過失0でいけるハズですよ!」

と経験者のお話が聞けて、かなり後押しになりました。

 

 

 

 

 

 

事故解決まで要した時間は約1ヶ月半

事故の後の最初の電話から1週間。

ようやく保険会社から連絡がありました。

「今回の事故は過失割合3対7スタートで、お相手の方に交通違反が認められましたので1対9になりそうです」

ですよねー。

私が当日の電話で余計なことを言っているし、こうなるよね・・・。が感想でした。

最初から1割で出してくるだけ良い方なのかな?

「過失認めそうだったし、1割でさっさと納得していいただこう」となったのか?

 

過失なく回避可能性もないよね?

こちらは法廷速度内で直進していただけで、なんの交通違反も無く、左折レーンである左側の車線から車が近づいてくるなんて思いもしなかった今回の事故。

過失割合でもうひとつ争点になるのは「回避可能性」。

 

走っていたのは国道で、平日の昼間でも車が途切れることはありません。

私がミラーで車の接近に気付いていたとしても、急な加速も、右への車線変更は極めて危険です。

(まして後部座席にはチャイルドシートに子どもが乗っていたので、そんな無理な運転はできません。)

 

 

相手が納得しない

1対9と連絡があって、こちらには非がないので納得できないと言って3週間以上音沙汰なく。(年を越したのもあって?)

 

やっと連絡がきたと思ったら、「お相手が納得できないそうで・・・」と交渉難航のお知らせ。

何を争点に納得出来ないとおっしゃっているのか聞くのを忘れましたが、それでもこちらも過失割合0を主張することに変わりないことを伝え電話を切りました。

 

 

事故から1ヶ月半・・・決着

事故から1ヶ月半。

ようやく0対10になったと連絡がきました。

同時にこちらの保険会社は使わないことになるので、保険会社さんとのやり取りは終了。

相手方の保険会社さんとのやりとりになりました。

 

 

 

0対10と言われたけど実際は?

無事、我が家の負担は0となったわけですが、相手方はなぜ納得してくれたのか不思議でした。

憶測ですが、板金屋さんの事故の場合と同じくこちらの代車代を負担しないことで交渉したのではないかな・・・と思いました。

 

そもそも代車代は発生してはいないのですが。

今となってはわかりません。

 

何はともあれ、みんな怪我なく、負担が0になったのでよかったです。

やはり軽い事故でも慣れないことなのでストレスを感じましたし、事故の過失割合が決まらないまま年を越すことになったのもあり嫌な経験でした。

事故に合わないに越したことはないですね。

改めて安全運転を心掛けるきっかけになりました。

 

 

 

専門知識のない主婦の体験記です。

あくまで参考程度にお願いします。

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